準々決勝一回戦はSwagger AO対Nitrous Blitzです。
疲れた~
トーナメントはやっと準々決勝にたどり着きました!
前回行われたKershaw Cryo対Benchmade Barrageの対戦結果は・・・
特別審査員Silverbladeさんがクライオに一票!
理由は「130ドル取るならハンドル材何とかしてくれ」
私にわか審査員の判定は・・・・・
クライオ!
理由は「130ドル取るならハンドル材何とかしてくれ」同じか!
Silverbladeさんが言うとおりクライオには不満点はありません、
あの価格であそこまでしっかりしたナイフなら当然でしょう。
かたやバレッジ、ハンドル材以外は素晴らしいのですが、コスパが悪く感じます。
その辺が勝敗を分けたところでしょうか。
改めまして、トーナメントの推移ですがこんな感じになっています。
ベストエイトが出揃いました!
ここに来るまで1ヶ月と2週間、長かったですね~
あと7試合で完結しますのでもうしばらくお付き合いください。
さあ今回対決する Swagger対Nitrous Blitz ですがまずはスペックから。
Gerber Swagger AO Assisted 2.75
ブレード: 7Cr17MoV
ハンドル: G10
刃長: 7cm
全長:16cm
重量:53g
定価49.50ドル 実売価格28ドル前後
Made in China
Heckler & Koch Nitrous Blitz
ブレード: 154CM (HRC58~61)
ハンドル: G10
ライナー:6AL-4Vチタニウムライナー
刃長: 8cm
全長:19.5cm
重量:80g
NITROUSアシストオープン搭載。
Benchmade製作
定価160ドル 実売価格14,000円前後
Made in USA
お値段もサイズもだいぶ違う両者ですがいかがでしょうか?
クリップは両方とも付け換え付加、Nitrous Blitz はベンチメイドが作っているだけあって、
バレッジなんかと同じ、ち〇ぽ型クリップがついています。
写真の撮り方でこんな大きさが違って見えます。
Nitrous Blitz はシングルサムスタッド、Swaggerはダブルサムスタッド。
Nitrous Blitzのオープン動作は軽く滑らかなので左手で使用する際にも問題なく中指で開けます。
ハンドル材は両方ともG10で滑りづらいのですが、仕上げの差でしょうかSwaggerの方がより滑りづらくできています。
バランスは、Nitrous Blitzは中央ややハンドルより、Swaggerはややブレード寄り。
Swaggerはライナー無しのG10無垢ですからハンドルはかなり軽いです。
Nitrous Blitz はチタンライナーが効いています。
小柄です。ぎりぎり小指が届くぐらい、手の大きい方だと小指は引っかかりそうにありません。
ブレードについている滑り止めはけっこう効いていて鉛筆持ちにはいいかも。
G10ハンドルの厚みもそこそこあり、ブレードのガタも無く強度は十分。
板バネ方式で物凄くシンプル。
プランジロックはクローズ時には当然ながら効いていません。
クローズ時のロック解除はとても滑らかでストレス無し!ライナーロックよりいいかもしれません。
手のひらサイズ。
センターそこそこ。
バネが効いている状態です。
お次は私の大好きなNitrous Blitz!
ちょうどいい大きさでグリップ感は良好!デザインもクールです。
ハンドルの切れ目がとてもいい位置についていて、グリップ感の向上にも役立ち尚且つサムスタッドへのアクセスを容易にし、オープン動作も快調です。
チタンが眩しい~
この写真でみるとロックが噛みすぎています。調整如何でけっこう変わりますが、
ロック解除は堅くはありませんがけっこうねっちりしている感じです。
G10とチタンの2枚重ね、ブレードからハンドル後部までスペーサーが無いのでハンドル中央を強くつまむと若干たわみますが特に強度に不安を感じるほどではありません。
センターはだいぶずれて来ました。
最初は良かったのですが、かなり弄繰り回してりるのでそれが原因でしょう。
続きましては動画です。
いかがでしょうか?
Swaggerの開刃スピードはかなり速いです。私の持っているナイフの中でも随一かも、
購入当初は微妙な感触だったので低評価だったのですが、いじっているうちに馴染んできて動作が良くなりました。プランジロックとスプリングアシストの相性も抜群で最初の印象とはだいぶ変わりました。
いまではかなりのお気に入りです。
対するNitrous Blitzは購入当初から現在に至るまで快調そのもの!
チタンライナーをそのままバネにしてしまうNitrousアシストシステムはかなりの完成度です。
アシストシステムを内蔵する為にほとんどのナイフは余計な部品が入っていますが、
このシステムだと普通のフォールディングナイフとほとんど同じ構成なのでとてもシンプル。
しかもライナーはチタニウムですから水気のあるところでも大丈夫そうです。(実際には試していませんが・・・)
1万円超えでも価値のある完成度のかなり高いナイフだと思います。
さあ、みなさんの判断はいかがでしょうか?
次回の更新はちょっと間が開くかもしれませんがよろしくお願いします。
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