第9試合は Kershaw scallion対Gerber Fast Drawです。
シード戦の前に一旦トーナメントがどんな感じになっているか振り返って見ましょう。
こんな感じになっているわけです。
現在生き残っているのは。
・Gerber Swagger AO
・Heckler & Koch Nitrous Blitz
・Gerber Fast Draw
・CRKT HEIHO
・Kershaw Brawler
・Kershaw Cryo
・Benchmade Volli
・ZT Scavenger
そしてこれからシード戦を行う
・Kershaw scallion
・Benchmade Barrage
の10本です。
手持ちの選手の中にはとんでもない奴もいたので、ほとんど不戦勝みたいな勝負もありましたが、これから先は良質なアシストナイフ達の勝負が期待できそうです。
いつも判定をしてくださる方々には本当に感謝しています。これからもどうぞよろしくお願いします。
そしてこの記事を読んでくださる方がいればお気軽に判定していただければ助かりますので、どうぞよろしくお願いします。
なんせ自分ではどっちがいいのか判断つかない場合が多いんです・・・
日によって変わったりなんかして。
さて前回の試合Meyerco Matrix対Zero Tolerance 0400 scavengerの結果ですが、
Silverbladeさんの判定、Scavenger!!!
理由:「やはりスカベンジャーです。マトリクスにとっては相手が悪過ぎました」
確かに!、あまりメジャーではないMeyercoのアシストナイフも悪くないようですが、流石にZTの製品には勝てないようですね~
そして私、にわか審判の判定は・・・
Scavenger!!!
理由:なんていうんですかね~、その物体が放っているオーラというのでしょうか、格が違う!
ブレードの素材や工作精度もScavengerが上回っていますし、実用性も高いような気がします。
なんといっても見た目がかっこいい!オープンサウンドが最高!
ということで第8試合はScavengerの勝利です!
それでは改めまして第9試合
Kershaw scallion対Gerber Fast Drawをお送りします。
まずはそれぞれのスペックです。
Kershaw scallion
ブレード: 420HC stainless-steel
ハンドル: 410 stainless-steel
刃長: 6.1センチ
全長:14.8センチ
重量:84グラム
SpeedSafe assisted opening
フレームロック
アメリカ製
定価72.95ドル、実売価格5,500円前後
対するはGerber Fast Draw
ブレード: 440A Stainless Steel
ハンドル: ザイテル ステンレスライナー
刃長: 8センチ
全長:18センチ
重量:94グラム
F.A.S.T. Forward Action Spring Technology
中国製
定価49.95ドル 実売価格3,500円前後(販売店によってかなりの開きあり、偽物はオークションで1,000円前後)
Fast Drawのほうが一回り大きいです。
Fast Drawはこちら側にセーフティー兼ロック解除スイッチがついています。
クリップは双方共に付け換えできません。
開閉時の指の引っかかりは共に良好で問題なし。
scallionはこちら側にセーフティーがついています。
重量バランスはこんな感じ。
両者共にけっこうハンドルよりで良好。
ギリギリ小指が届くぐらいの大きさですがハンドル形状にくせが無く握り心地は良好です。
人差し指や親指の引っかかりもよく安心感あり。
刃の形状が波打っているので研ぐのはめんどくさそう。
初期刃付けは良好です。
けっこう厚めのステンレスハンドルに樹脂製のスペーサーが入っており強度も十分!
プリッとしたルックスがキュートです。
本体に対して大きめノクリップがついています。これがグリップの感触を良くして尚且つ滑り止めの役割も果たしています。
おまけ程度のセーフティーがついていますが、好みが分かれそうなところです。
片手で操作する場合、一度テール側を上にしないとセーフティー解除しづらいのでけっこう微妙です。
薬指なんかを使って外せないこともありませんがどうなんでしょう。
このシリーズの後の製品には付いていないところ見るとそんなに評判は良くなかったのでしょうか?
センターそこそこ。
写真の撮り方が悪いので少しずれて見えますが、ほぼ真ん中です。
フレームロックの精度はかなり良く、オープン時の力が強くても弱くても噛みすぎる事は無くしっかりといい位置でロックします。ロック解除も大変スムーズ!
ザイテルに刻まれたチエッカリングの滑り止め効果はかなり高く効果的!
フィンガーグルーブの形状も無理が無くグリップ感は良好です。
ロック解除はハンドル中央のスイッチをブレード側に押し込んで行います。
ロックのテンションはそれほど強くなくスムーズですが、左手で行う場合はちょっと慣れが必要です。
ザイテルハンドル・ステンインナー・樹脂製スペーサーで強度は十分ですが、オープン時に若干ブレードのガタがでるようです。scallionは分解組み立てをしていない初期状態ですがブレードのガタは一切なくかなり丈夫な印象を受けます。Fast Drawは一度清掃の為分解組み立てをしたのでもっとしっかり組み上げて調整すればガタもなくなるかもしれません。
初期状態ではセンターバッチしだったのですが、私の調整が甘くちょっと寄ってしまいました。
こちらも割りと大き目のクリップ、開閉時の手がかりになり調子がいいです。グリップ感も良好。
次は動画です。ご覧ください。
さーどうでしょうー
アクションに関してはどちらも甲乙付けがたい物があります。
Scallionはキック押しとサムスタッドの二通りのオープン方法があり、
どちらでも快調に開きます。私の個人的な趣味でいくとサムスタッドで弾いた方が良い音がするので好きです。
Fast Drawは独特のシャリシャリしたサウンドが魅力的です、オープンサウンドは「シャコッ」。クローズのときにも「クッ・コリッ・チャキッ」と乾いた音がしてかなりクールです。
どちらのナイフも戦闘的な感じはなく事務的なナイフといえるでしょう、Fast Drawの方がサイズ的には汎用性が高いような気もしますが、構造が複雑なので水気には弱そうです。
Scallionはサイズは小さいですがかなり丈夫で構造もシンプルです。しかしサイズが小さいので使用できるシチュエーションも限られてしまいそうな気がします。
皆様の目にはどう写るのでしょうか?
それでは清き一票をお願いします!
次回、Barrage対Cryoは中3日ほど開けて開催いたしますのでよろしくお願いします。
こんな感じになっているわけです。
現在生き残っているのは。
・Gerber Swagger AO
・Heckler & Koch Nitrous Blitz
・Gerber Fast Draw
・CRKT HEIHO
・Kershaw Brawler
・Kershaw Cryo
・Benchmade Volli
・ZT Scavenger
そしてこれからシード戦を行う
・Kershaw scallion
・Benchmade Barrage
の10本です。
手持ちの選手の中にはとんでもない奴もいたので、ほとんど不戦勝みたいな勝負もありましたが、これから先は良質なアシストナイフ達の勝負が期待できそうです。
いつも判定をしてくださる方々には本当に感謝しています。これからもどうぞよろしくお願いします。
そしてこの記事を読んでくださる方がいればお気軽に判定していただければ助かりますので、どうぞよろしくお願いします。
なんせ自分ではどっちがいいのか判断つかない場合が多いんです・・・
日によって変わったりなんかして。
さて前回の試合Meyerco Matrix対Zero Tolerance 0400 scavengerの結果ですが、
Silverbladeさんの判定、Scavenger!!!
理由:「やはりスカベンジャーです。マトリクスにとっては相手が悪過ぎました」
確かに!、あまりメジャーではないMeyercoのアシストナイフも悪くないようですが、流石にZTの製品には勝てないようですね~
そして私、にわか審判の判定は・・・
Scavenger!!!
理由:なんていうんですかね~、その物体が放っているオーラというのでしょうか、格が違う!
ブレードの素材や工作精度もScavengerが上回っていますし、実用性も高いような気がします。
なんといっても見た目がかっこいい!オープンサウンドが最高!
ということで第8試合はScavengerの勝利です!
それでは改めまして第9試合
Kershaw scallion対Gerber Fast Drawをお送りします。
まずはそれぞれのスペックです。
Kershaw scallion
ブレード: 420HC stainless-steel
ハンドル: 410 stainless-steel
刃長: 6.1センチ
全長:14.8センチ
重量:84グラム
SpeedSafe assisted opening
フレームロック
アメリカ製
定価72.95ドル、実売価格5,500円前後
対するはGerber Fast Draw
ブレード: 440A Stainless Steel
ハンドル: ザイテル ステンレスライナー
刃長: 8センチ
全長:18センチ
重量:94グラム
F.A.S.T. Forward Action Spring Technology
中国製
定価49.95ドル 実売価格3,500円前後(販売店によってかなりの開きあり、偽物はオークションで1,000円前後)
Fast Drawのほうが一回り大きいです。
Fast Drawはこちら側にセーフティー兼ロック解除スイッチがついています。
クリップは双方共に付け換えできません。
開閉時の指の引っかかりは共に良好で問題なし。
scallionはこちら側にセーフティーがついています。
重量バランスはこんな感じ。
両者共にけっこうハンドルよりで良好。
ギリギリ小指が届くぐらいの大きさですがハンドル形状にくせが無く握り心地は良好です。
人差し指や親指の引っかかりもよく安心感あり。
刃の形状が波打っているので研ぐのはめんどくさそう。
初期刃付けは良好です。
けっこう厚めのステンレスハンドルに樹脂製のスペーサーが入っており強度も十分!
プリッとしたルックスがキュートです。
本体に対して大きめノクリップがついています。これがグリップの感触を良くして尚且つ滑り止めの役割も果たしています。
おまけ程度のセーフティーがついていますが、好みが分かれそうなところです。
片手で操作する場合、一度テール側を上にしないとセーフティー解除しづらいのでけっこう微妙です。
薬指なんかを使って外せないこともありませんがどうなんでしょう。
このシリーズの後の製品には付いていないところ見るとそんなに評判は良くなかったのでしょうか?
センターそこそこ。
写真の撮り方が悪いので少しずれて見えますが、ほぼ真ん中です。
フレームロックの精度はかなり良く、オープン時の力が強くても弱くても噛みすぎる事は無くしっかりといい位置でロックします。ロック解除も大変スムーズ!
ザイテルに刻まれたチエッカリングの滑り止め効果はかなり高く効果的!
フィンガーグルーブの形状も無理が無くグリップ感は良好です。
ロック解除はハンドル中央のスイッチをブレード側に押し込んで行います。
ロックのテンションはそれほど強くなくスムーズですが、左手で行う場合はちょっと慣れが必要です。
ザイテルハンドル・ステンインナー・樹脂製スペーサーで強度は十分ですが、オープン時に若干ブレードのガタがでるようです。scallionは分解組み立てをしていない初期状態ですがブレードのガタは一切なくかなり丈夫な印象を受けます。Fast Drawは一度清掃の為分解組み立てをしたのでもっとしっかり組み上げて調整すればガタもなくなるかもしれません。
初期状態ではセンターバッチしだったのですが、私の調整が甘くちょっと寄ってしまいました。
こちらも割りと大き目のクリップ、開閉時の手がかりになり調子がいいです。グリップ感も良好。
次は動画です。ご覧ください。
さーどうでしょうー
アクションに関してはどちらも甲乙付けがたい物があります。
Scallionはキック押しとサムスタッドの二通りのオープン方法があり、
どちらでも快調に開きます。私の個人的な趣味でいくとサムスタッドで弾いた方が良い音がするので好きです。
Fast Drawは独特のシャリシャリしたサウンドが魅力的です、オープンサウンドは「シャコッ」。クローズのときにも「クッ・コリッ・チャキッ」と乾いた音がしてかなりクールです。
どちらのナイフも戦闘的な感じはなく事務的なナイフといえるでしょう、Fast Drawの方がサイズ的には汎用性が高いような気もしますが、構造が複雑なので水気には弱そうです。
Scallionはサイズは小さいですがかなり丈夫で構造もシンプルです。しかしサイズが小さいので使用できるシチュエーションも限られてしまいそうな気がします。
皆様の目にはどう写るのでしょうか?
それでは清き一票をお願いします!
次回、Barrage対Cryoは中3日ほど開けて開催いたしますのでよろしくお願いします。
コメント
コメント一覧 (2)
ただ、このふたつを比べた場合、品質という点で
わずかにスカリオンが上回っている気がします。
なので、その分だけファストドロウから1点を引き、
99点対100点ということでスカリオンの勝ち。
これは辛い判定ですねえ。
確か難しい判定ですよね~
>品質という点でわずかにスカリオンが上回っている気がします。
そこは同感ですね、やはり値段の差がこの辺に出るのでしょうか。
ファストドロウは良くできていますが、ほんの少し安っぽい感じがするのは否めないところですね。
こうやって無理やりにでも優劣をつけながらナイフをいじりまわしていると、だんだん自分の好みが明確になってきていいですね、今後購入するナイフにおいてはこの経験が役に立ちそうです。
毎度ご協力ありがとうございます!