SOG Flash II構造1
今回の記事は
SilverbradeさんからリクエストのあったSOG Flash II の内部構造です。
ネジは全て2ミリの六角レンチになっています。
多くのナイフはへクストレンチを使用する物が多い中、手に入りやすい六角レンチいいですね。

本体を開けて見るとなかなかのメカメカしさ!
たまらんの~

構成としては
・ブレード
・アシスト用巻きバネ
・ロック用のバーとスプリング
・セーフティーバー
・ロックリリース用スイッチ

というところ。

SOG Flash II構造2

初期状態のときロック用のバーがこの写真より1ミリぐらい長かったのですが、
その状態だとロック解除の際、解除スイッチをかなり右まで押し付けないと解除ができませんでした。
ロック解除スイッチは、てこの原理でロックバーを右に移動させるようになっていますが、
右にいくにつれ、スプリングのテンションも強くなるので最後のほうはきつきつです。

右手でのオープンクローズは何とかなりましたが、左手だとかなりきつい・・・

そこでロックバーの左端を削り込み且つ滑らかに研磨。
ロックバーに接触するブレード部分も滑らかに研磨、
もちろんロックバーと解除スイッチなど稼動部分はできる限り磨き上げました。

SOG Flash II構造3

余分な油は一度全て拭き取り、必要と思われる部分にシリコングリス、
ブレードの回転部分にはシリコンオイルを塗布。

組み立て後は・・・

ちょー快適!
最高です!

ただ、スプリングを組み込むのがなかなかやっかいで、
この手の作業が苦手な人は避けたほうがいいかも・・・
コツがいります。SOGの工場ではどうやってやってるんだろ、
なんか専用のジグがありそうですね。

この構造でインナーにステンとか使ってくれたら最高ですけどね~
ザイテルが丈夫なのはわかりますけど・・・

これでアルミ無垢ハンドルとかだったらいいな~
高くなるんだろうな~

SOGはまだこの一本だけなので、他のモデルも買ってみたいですね。

Silverbradeさん、こんな感じでどうでしょう?